うめこの日記 

起立性調節障害(OD)と診断された三男との日々の記録

気になる勉強の遅れ 起立性調節障害の三男の場合

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調子のよさそうに見える朝 

三男は今朝、6時に起きることができました。早起きした朝は9時から10時くらいに「二度寝」なのか「昼寝」なのかよくわかりませんが、再び深い睡眠に入ることが多く、一度眠ってしまうと夕方まで起きないということがよくあります。

 

 

ところが今日は9時を過ぎても元気そうで、会話もしっかりしていてかなり調子がよさそうです。

 

3日前の受診時、ドクターから無理して起こさないほうがいい、と言われたばかりなので、わたしは意識して起こすような声掛けをしなかったのですが、今朝はちょっとした物音で起きてしまったようです。ちゃんと睡眠は足りているんでしょうか。

 

 

登校する時はいつ?その判断は?

三男の登校基準が、わたしにはいまだにわかりません。端から見ただけでは元気なのかそうでないのか全く判断がつきません。

 

ニコニコして楽しそうな割にはいつまでも同じ場所に座っていたり、元気そうに家の中を動き回っているけれど学校に行く気力はないと言ったり、見た目にはマッタリしてて精気を感じられないのに「学校行く!」といって突然登校したり。日によって全く違います。

 

今日の三男は、わたしには調子がよさそうに見えるのですが、相変わらず午前中はいつもの場所に座りっぱなしで、ゲーム&YouTubeで過ごしていました。

 

お昼ご飯を食べ終わると「これから学校に行くね」と言って午後の1時間だけ登校ができました。

 

 

三男は朝早く起きることができたとしても、1時間目から学校に行くことはまずありません。たいてい4時間目か給食後の5時間目から登校します。

 

学校に行くと自分で宣言したのにも関わらず、腰が上がらず結局行けなかったということも何度もあるので、こちらとしては本人が動くのを待つしかないのです。

 

こちらのエネルギーが吸い取られるような感覚に陥ることもあるため、わたしは常に振り回されないようにすることに集中しています。

 

はっきりと目に見える三男用の元気のバロメーターがほしい、といつも思います。

 

umeko-art.hatenablog.com

 

 

勉強が全くできない

さて、不登校児の親が一番気になるのはやはり「勉強の遅れ」です。


起立性調節障害(OD)の症状として血流が悪くなるということがあげられますが脳血流の低下により思考力や記憶力が低下し無気力になってきます。


三男は以前は丁寧にできた漢字の書き取りが一切できなくなりました。簡単な計算問題なら少しはできますが、考えないと解けないような応用問題は全くやる気が起きないといいます。

 

それとは対照的にゲームなどの単純作業は覚える必要もないのでいくらでもできるそうです。


当初は「随分と虫が良すぎる」と思っていましたが、決してずるをしようとしているつもりはなく、実際に頭の中がゲームくらいしかできない状態なのだそうです。

 

勉強ができなくなることに焦りを感じてわたしがイライラしてた時がありましたが、それが親子関係をさらに悪化させてしまいます。親子関係が悪化すると全てが悪化するため、それだけは絶対に避けなくていけません。


勉強が遅れることは親として心配になりますが、できないものは仕方がありません。「勉強できる状態にない」ということを理解して、未来に繋げていくために今できることをやらなければと思うようになりました。

 

ついていきやすい授業

 

​​ふと、なぜ午後からなら学校に行けるんだろう。。疑問に思い、改めて三男の時間割を見直してみました。すると授業の5時間目以降は、国語や社会、道徳や体育や委員会、クラブ活動などで、算数や英語などのついていくのが難しい授業ではないことがわかりました。三男のために組んでくれたとさえ思えるような時間割です。

 

午後から登校は、三男には登校しやすい環境だということのようです。できる授業とできない授業をきちんとシミュレーションしていたんですね。これほどやりやすい授業が午後に集中しているのなら、ぜひとも積極的に行くようにしてほしいです。

 

「調子のいい時の午後からだけ行く」​だけでも定着していけば、次の一歩もまた踏み出しやすくなるのかな、と思ってわたしは午後から登校を応援しています。

 

 

 

▼NHKEテレ ウワサの保護者会

www.nhk.or.jp

 

義務教育って何だろう

中学生のODのお子さんを持つお母さんから「学校側から、ODが治ってから登校してください、と言われた」という話を聞いたことがあります。集団生活全体対して支障があるということなのでしょうか。

 

学校にもいろいろ事情があるのは理解できますが、身体機能の回復の為にも歩いて登校することもとても大切で、せめて義務教育の間はその機会だけでも奪わないでほしいと思います。

 

▼尾木ママのことば

ameblo.jp

 

正直なところ勉強したくない気持ちもあると思います。勉強ができなくて、もしかしたらラッキー!なんてことも思っているかもしれません。でもその責任はすべて自分で取らなくてはならないのです。

 

きっと自分の夢さえ見つかれば、その夢を実現するための勉強がしたくなる日が絶対に来ると思っています。そのために今の三男をきちんと見守ってあげたいのです。新しい道が開けてくると信じて。

 

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お読みいただきありがとうございました。

 

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