うめこの日記 

起立性調節障害(OD)と診断された三男との日々の記録

これまでを振り返って 不登校と起立性調節障害

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こんにちは、うめこです。

 

長い間ブログを更新していませんでした。色々な感情が入り混じって、書く気になれなかったからです。でも、今日は数年間のことを振り返りながら、最近の三男の様子をお伝えしたいと思います。


三男が不登校になったのは小学校の高学年の頃でした。学校に馴染めなかったことが最大の原因だと思います。小学校は時々行けていましたが、中学に入ったらもう全く行けなくなりました。お風呂も歯磨きもしないで、ずっと部屋でゲームばかりしていました。生活リズムも乱れていて、話すこともありませんでした。私はどうしたらいいのかわからず、専門家に相談したりしましたが、効果はありませんでした。気が付けば私も息子と同じように引きこもってしまっていました。


でも、三男は自分で変わろうと決めたようです。中学校を卒業したあとの進路を考えるようになってから、少しずつ変化が見られるようになりました。中2の三学期に入ってから高校に行きたいと言い出したのです。全日制の高校に行きたいと言っていました。


三男は起立性調節障害という病気で、朝起きるのが苦手でした。全日制の高校に入っても、毎日通える保証はありませんでした。でも、本人がやりたいと言うので、私は反対しませんでした。退学する可能性も覚悟しながら、一緒に全日制の高校を探したり見学したりしました。


その一方で、通信高校も検討していました。三男は普通の高校生と同じように学校に行きたかったようですが、私は通信高校の方が合っていると思っていました。だから、私は一人で通信高校を調べて、相談会に行ったりしました。


中3の夏休みに、三男を連れて通信高校の見学会に行きました。でも、その日は体調が悪くて、途中で帰ってしまいました。


またしばらくして、別の通信高校の見学会に誘ってみました。その日も体調が悪そうでしたが、見学会では学校の説明を最後まで聞けました。そしてその後の個人説明会で、三男が先生に「この学校に入りたい」と言ったのです。毎日登校型というコースが気に入ったようですが、こんなにスムーズに決まるとは思ってもみませんでした。


三男は今年の春に毎日登校型の通信高校に入りました。最初はやる気満々で毎日登校していましたが、最近はちょっと休み気味です。休める日は無理せずに休むという計画的欠席をしています。でも、必要な日は徹夜したとしても朝から学校に行っています。そんな日は帰ってきたら、ご飯も食べずに寝てしまいます。私は心配でなりませんが、息子は「大丈夫だよ」と言って笑っています。息子は自分のペースで勉強しているようです。


あと三男はバイトを始めました。接客業だから大変だろうなと思っていますが、私はあまり口を挟まないようにしています。起きられず行けないこともあります。仕事をするなら最低限のマナーは守るべきだと伝えてはいますが、無断欠勤も数回しているので、最近はシフトも減らされていて、近いうちに来なくていいと言われそうな気がしています。それも三男の人生だと思って私は見守るようにしています。


昼夜逆転の生活は、昼間に活動する生活に戻るのがとても難しいです。私はそういう体質だと思っていましたが、自分の習慣や環境にも関係しているのだと知りました。


起立性調節障害は本人の気合いだけでは治せないというのは間違いありません。でも、前向きな気持ちを持つことは、症状の改善にとても役立ちます。😊


そして子どもが前向きになるためには、親としては静かに見守ることが必要なときもあります。あの時は何を言っているのかわからないことも多かった専門家のアドバイスにも、耳を傾けてみるのは大切だと今ならよくわかります。👂

 

三男の勉強に関しては、中学時代に遅れをとったことは事実ですが、今は自分のペースで頑張っています。三男自身も焦りや不安を感じていないようです。当時はYouTubeばかり見ていると思っていましたが、実は色々なことに興味を持っていて、知識の幅が広がっています。私も三男から教えてもらうことが多くて、我が家の最強の雑学王になったと感心しています。

 

不登校であっても自分のペースで学びを進めていることに気づきました。無意味に時間を浪費しているのではなく、私が知らないだけでしっかりと成長しています。だから、余計な心配はせずに、静かに見守ってあげることがやっぱり大切だと思っています。

 

お読みいただきありがとうございました。

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