敏感で繊細 HSC 切り替えが苦手な起立性調節障害の三男
こんにちは、うめこです。
三男が1か月かけて仕分けしたトレカ、デュエルマスターズをフリマサイトで出品することにしました。
これは、レア これは、クズ
三男は仕分けしながら、価値のありそうなものは選別しておいてくれました。
わたしには価値は全くわからないので、とりあえず売れそうなものだけでも選別しておいてくれてとても助かります。1枚1枚調べるのはさすがに気が遠くなります。
デュエマをフリマサイトで出品準備しながら
三男がレアだと教えてくれたカードもそこそこ枚数があり、一つ一つ状態を確認しながら出品作業を行っていました。
ネーミングがとてもユニークで、面白い当て字の漢字(罰怒=バッドとか(^^♪)を文字入力するのに、一度の変換でヒットすることはまずないのでことのほか時間がかかりました。カタカナ入力も苦手な配置の文字が多かったかも。
普通に生活している中では使わない名前ばかりです。そもそも、デュエマのタイピング配列も苦手で、いつも打ちなおしちゃいます。だいたい「デュ」ってあまり使わないですよね!?つい「ぢゅ」になっちゃいます(笑)。
それにしても、こんなネーミングを考える人ってすごいなーと発想力のないわたしは感心してしまいました。
これは誰のもの??
この日、三男は午後から学校へ行く準備をしていました。学校に行くか行かないかは三男次第なので、学校へ行くというまではわたしはわたしで好きなことをするようにしていて、三男の自主的な行動にはできるだけ口出しをしないように心掛けています。
それが実は結構難しいのです。そのつもりはなくても、背中越しに全身のアンテナは張りつめています。特に登校前には。
三男の様子が大体わかっているのに口出しできない(今日のもちものに足りないものがあるとか)のはツライものです。でも、言いません。できるだけ。あえてPCに集中しているようにしていました。
その登校前にわたしがPCに向かい過去の価格を調べていた時です。
ねえねえ、おれの取り分いくら?
ニヤニヤしながら、それはそれはとても楽しそうにわたしのPC画面を覗きながら言ってきました。
これはもともとは家のお金で買ったものだよねー
ちょっと意地悪なことを言ってみました。
おじいちゃんからもらった小遣いで買ったものは家のお金ではないよ
お、そうきたか。
確かに、おじいちゃんからもらったお小遣いは三男のものです。ここにあるカードも、わたしが三男に小遣いとして渡した中で買ったものがほとんどなので、三男のものと言われて否定する理由はないように思えます。
お金のことはたとえ親子でもしっかりと
ここはお金の使い方や、お金の価値や、需要と供給などなど、なんとなくいい教材になるような気がしたのと、
たとえ親子であってもお金のことはきちんと境界線をイメージしようという意図もあり、せっかくだから話しを続けてみました。
損得を考えるようになっている三男とは、売れた後のことをハッキリとしておいた方がきっとわたしも三男も楽しく出品できます。
母と子の間の交渉は違う方向に
売れたお金は確かに全部はお母さんのものではないよね。でも出品手数料とお母さんの手数料として、お母さんは5割はほしいな
ちょっと吹っ掛けてみました。
5割って何?
二分の一ってことだよ
そういえば、お母さん三分の一はもらっておかないと、、とかって前に言ってなかったっけ?
お、算数の話がどんどん出てきた。いいぞ。
ついでに勉強の話にもっていってしまえ!とちょっと欲が出てきました(;^_^A
じや、お母さんが三分の一なら君の取り分はいくらになる?
うーん、二分の一かな??
えー?これって分数の計算だよ!?
お母さん、算数できないと思ってるでしよ?今 算数の話してるわけじゃないし(-"-)
おっと、鋭い!
え?もしかしてすごく怒らせてしまった?
切り替えが難しい
三男は、そんなことでそこまで怒る?と思うことがよくあります。
話しが自分が意図していない方向に向かってしまう時は特にそうです。急な予定変更などなかなか受け入れてくれません。
そして、一見、話を元に戻すことがそれほど難しいことではないような状況でも、一度不快に思ったらそこから元に戻すのにとても時間がかかる時があります。切り替えがとても難しい気質の持ち主です。
「違う話に持っていっちゃえ!」というわたしの裏の意図を敏感に読み取って、すぐ反応できることは本当にすごいと思います。
わたしならぼーっとしているので、話が変わったことにさえ気が付かないかもしれません。
っていうか、ママ友とのお話ってそんなことばっかりですよね?(笑)
こんなこと(三男にとってはこんなことではないのかもしれませんが)ですっかりへそを曲げてしまい、それが学校に行こうとしていた10分前の出来事で、学校に行く気持ちに切り替えができなくなってしまいました。
学校行く前にする話ではなかったなぁ・・(;^_^A
それから私に激怒して、しばらく部屋の隅っこで小さくなってしまいました。
おれのこと馬鹿にして・・・・
ずっとそう思っていたみたいです。
それでも学校に行くという本来の目的は心の中で進行していたようで、予定していたより30分遅れましたが、登校はできました。
学校に行く前は緊張している
まだまだ登校前はナーバスになってしまっていたのだと気がついたのは、だいぶ後になってからでした。
少し登校できるようになったからと言って、なんでもすぐに元通りなんていうことにはなかなかならないようです。
違う話で心を軽くして、和やかな気持ちで明るく登校へ繋げたかったのかもしれません。
それを逆なでしてしまって、またしても失敗失敗(-_-;) つい、欲張ってしまいました。
不登校で心身ともに疲れている子と向き合うことに、我が子ながら、改めて難しさを感じました。
敏感な性格だからこそ
わたしにだからすぐ反論できるのでしょうが、これが外の世界だとはまた別です。
矛盾を感じながらも、思ったことを口に出すことができない敏感な三男は、おそらく外の世界ではわたしの想像を超えるほど孤独な存在なのでしょうね。
そのあたりをきちんと私だけでも理解してあげなくてはいけないのだと今回は反省しきりです。
この日すっかりしょげてしまった三男は、夜眠れなくなってしまい、次の日はなんと午後4時に起床しました。
あーあ、もう😩😩😩どうしたものか。
ま、いいっか。
また明日から考えることにします。
※カードの売上金は結局半分分けということで、その後あっさり話し合いがまとまりました(^-^;
お読みいただきありがとうございました。
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