うめこの日記 

起立性調節障害(OD)と診断された三男との日々の記録

三男が修学旅行に行った日

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こんにちは、うめこです。

 

今日三男は修学旅行に行きました。1泊2日の旅です。わたしは2学期に入ってからはずっと修学旅行のことだけ考えていました。

 

どうしても行けないのなら仕方ありませんが、一生の思い出になるかもしれないので出来れば行ってほしいという思いがとても強かったからです。

 

 

修学旅行に行くまで

生活リズムの乱れ

 

2学期に入ってからと言うもの、生活リズムが過去に例を見ないほど乱れていました。

 

朝は6時ころに起床後、10時頃から二度寝?なのか昼寝?なのか、よくわかない眠りに入り、それから8時間〜12時間眠り続けます。

 

夜は目覚めて軽く夕食をとり、深夜0時から遅くても2時までには眠ります。

 

そして次の朝はまた6時ころに目覚める、と言ったサイクルがずっと続いていました。

 

三男は昼間の睡魔が怖くて、学校に行っても眠くならなさそうな比較的体調がよさそうな日だけ、週に1日ほどの登校がやっとという感じでした。

 

そのころ学校では 

学校ではみんな修学旅行に向けて様々な課題に取り組んでいたようですが、三男はほとんど参加できずにいました。

 

行く場所を調べたり、班での行動時何をしようかと相談したり、絵付け体験の絵柄を考えたり。

 

三男はどこへ行くのかさえもよくわかっていなかったと思います。

 

三男が感じていたこと、わたしが思っていたこと

 修学旅行においでよーとみんなに言われるのがプレッシャーだ

学校に行けないのはそういった精神面での不安もあったようです。バスの席決めも、ちょっと苦手な子が隣になったと嘆いていました。

 

三男は修学旅行には参加したいとずっと言い続けていましたが、

 

本当に修学旅行に参加できるのだろうか。

当日朝、またいつものように起きれないんじゃないか??

 

わたしはずっとそのことだけが気が気でなりませんでしたが

 

ん?でもまてよ。朝起きれるなら、修学旅行に行くだけは行けるのでは?

 

そうなんです。最近は日中起きていられないだけで、朝は早くから起きることができていました。

 

修学旅行の当日

 

そしてわたしがずっと心配していた修学旅行の日がついにやってきました。

三男はその日の朝無事5時に起きることができ修学旅行に参加することができました。

 

眠くて体力が一日もつかどうか心配ですが、あとは先生にお任せして

もうわたしはしーらないっ

と心の中で思って修学旅行に参加させました。

 

もし朝になって起きれなくて時間がなくなっても大丈夫なようにと、

パジャマではなく、出かける時の服を着て前夜ベッドに入ったので、なんとなく汚いまんま。。感は否めませんが、とりあえず朝起きることができたから、いいや、ということで。

 

三男のいない家の中

 

三男が朝から、しかも明日までいないなんて

まるで取り憑かれていたものを振り払ったかのようです😏

 

でもどこかに何か忘れ物をしたような、後ろ髪を引かれるような思いもあります。

 

夏休み中にわたしの両親のところへ一人で行かせましたが

 

umeko-art.hatenablog.com

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その時とはまた違った安ど感があり、なぜか不思議に一人でいる家の中がキラキラと輝いてさえ見えました。

 

さて、今日は何をしよう。。。。。

 

そしてわたしが考えたこととは

最近の三男の様子 

三男は最近学校に行けない時間を工作にあてていました。

 

お父さんとわたしが全面的にサポートして完成したのがこれ↓↓

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キーブレードです。  

 

キングダムハーツ、長男と三男が大好きで三男はこれをずっと作りたいと言っていました。

 

全長は92センチあり木製のため重量がかなりあるので家の中で振り回すと、家が壊れます😅   

実際、緊張感の常にない長男が振り回して襖が凹みました(;^_^A なにやってんだか。

 

 

三男の作品が完成したら

三男は次にこんなわけのわからないことを言い出しました。

 

僕ね今度はお母さんに作ってもらいたいものがあるんだ

 

なに?

 

マスコットだよ

 

マスコット??もしかして針仕事をやれと??

 

うん。僕がこれだけ頑張って作ったんだから、今度はお母さんが頑張って!

 

「頑張ったのは君だけじゃないでしょうが」

と口から出そうになった言葉を飲み込んで、その作って欲しいマスコットやらの写真を見せてもらいました。

 

 

こちらのぷちぷちさんのマイクラのオリジナルスキンをマスコットにして作って欲しい、というのです。

 

えー😅

 

針仕事は嫌いなのよねーでも。。

 

わたしは本当に針のチクチク作業が苦手です。

 

老眼で針に糸が通らなくなってきたことや、作業中色々なことが頭をよぎって不快になる、など色々理由はありますが、何と言っても手先が不器用で上手にできないことが一番許せません。

 

こんな下手なものしかできないなんて…とできたものを見て落ち込んでしまいます。

 

でも三男のお願いならば、なんとか頑張ってみようと思い直しました。

 

そしてわたしはせっかくストレスから解放されたこの貴重な時間に、なぜだか三男から頼まれたマスコット作りをはじめてしまいました。

 

始めてみるとのめり込む

 

構想を練ってから、材料を買いに行きました。

そして作業を開始したら意外と楽しくて止まらなくなってしまいました😅

わたしは何かを始めるとのめりこみやすく、そして切り替えが下手なので誰にも邪魔されない環境でないとこういうことができません。

 

でも作業中、やっぱり色々なことが頭の中を巡りました。

実は三男の修学旅行の見送りをしに学校に行ったとき、こんなことがありました。

 

修学旅行の見送り

 

全生徒の3分の1程度のお母さんが、修学旅行に旅立つ子供達を見送りに学校に集まります。わたしも三男を見送ろうと学校に行きました。

 

子どもたちが全員列を作って先生の話を聞いている時、子どもたちの輪に入らず少し離れたところでお母さんと話している子どもが1人いました。

 

わたしの横にいたあるお母さんが「あの子今学校に来てないんだよ」その子の方を見ながらわたしに耳打ちをしてきました。

 

(え??んん??わたしにそれを言うの??)

 

少し驚いて固まっていたところに「今日は普段学校に来ていない子も全員いるみたいだね」とさらに言ってきました。

 

(ん?なぜにわたしにそれを言う??)

 

情報通のお母さんで、三男が学校に行っていないことくらい当然わかっているはずなので

 

うーん、たぶん悪気はないんだよなー

 

とは思いましたが、なんだかとてもいやな気持ちになりました。

 

 

 

作業中モヤモヤが止まらない

 

作業をしながら今朝のことが頭に浮かんできます。

 

少し整理して考えました。

 

わたしは周りからそう見えているんだ、ということを認識させられたのが、いやだったのだと思いました。

 

へえ来たんだ~~

こういうのは来れるんだ~~

 

なんていう目で見られているんだ、わたしと三男。

 

 

そのお母さんは

 

不登校で困っているのはわたしだけじゃないということを

元気づけのつもりで言ったのかも知れない

 

と思います。

 

でもでも、とてもにがいです。ほんとうに。

 

やっぱりこういう時はそっとしておいて欲しいものだな、とつくづく思います。

 

あ、これって、また例のあれです。

 

THE「見守り」

 

何も聞かず普段と変わらない会話をしてくれる人にこそ、安心して話ができるというものです。

 

暖かく見守る

 

ってとても大事なことなんですね。

答えは自分で出すのでそれまで待ってて欲しいんです。

 

わたしも、三男も。

 

そんなことをエンドレスでうじうじと考えながら完成したマスコットがこれ↓

 

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縫い目はバラバラでかなり雑な仕上がりです。

 

三男には

出来上がるまで1年かかるよ

と言ってあります。

 

明日三男が帰ってきて喜んでくれるといいな。

 

結局、今日1日三男のことをずっと考えて過ごしてしまいました。

 

わたしこそ三男から離れないとダメなのかもしれませんねー😅

 

明日は自分のために時間を使おうと思います。

たぶん、ですが(笑)

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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