退職代行を利用した話 ブラックの会社を即退職できた
こんにちは、うめこです。
わたしは一昨年の11月に前職を退職してから仕事はしていません。
わたしの周辺でも専業主婦はかなり少なくなっていて、取り残された感はちょっとだけありますが、無理はせずいい仕事に出会えたら、その時考えようかと思っています。
仕事が長続きしない
結婚してからは主婦業がメインでしたが、家計のために三男が小学生になる少し前からパートに出ることにしました。
でも、わたしは仕事が長続きせず、辞めては新しい仕事を探して働いてきました。
長続きしない理由のほとんどは人間関係です。
人との線引きが出来ずどんどん混乱してきて、最後には対処しきれなくなることが多いです。
仕事が続かないのは自分が悪いとずっと思っていましたが、HSPの概念とめぐり合って、 その敏感すぎる気質ゆえ、なのかもしれないと思うようになりました。
向いている仕事
自分がHSPとは気づかずに今まで色々な仕事をしてきましたが、そんなわたしにも
お!これはいけるぞ!
と思える仕事はいくつかありました。
そのひとつが前前職だったのですが、2年ほど続けることができていた仕事で、収入こそ低かったものの、誰にも邪魔されず決まった時間を働きさえすれば、ある程度は自由にのびのびとできる仕事でした。
わたしは仕事で内容を指摘されることにとても怯えてしまいます。
相手からすると批判的な指摘ではない場合でも、過度に不安視してネガティブに捉えてしまうので、指摘されないように必要以上に頑張りすぎて疲れてしまいます。
前前職はそんなストレスを感じることのない仕事でした。
向かない仕事に就いた
一昨年の春、会社内で別の仕事をしてみないかと誘われて、部署異動して始めたのが前職でした。
今までしていた仕事に営業要素が加わり、人との密な関わり合いが増えて、責任のあるストレスフルな仕事でした。
わたしは人の感情に振り回されやすいため、一気に相手の負の感情が自分の中に流れ込み、場合によっては呼吸が上手くできず息苦しくも感じて倒れそうになることもありました。
わたしに向いている仕事ではないことは、始める前からなんとなくわかっていたのですが、とても良くしてくれた人のお願いでイヤとも言えず
「サポートもする」と言ってもらったのもあり、それなりの収入も得られることから思い切って始めてみましたが、それはやっぱり大失敗でした。
辞めさせてもらえない上、体調は悪化
人間関係の構築に問題があるわたしに営業の仕事などできるわけもなく
「たとえサポートしてもらっても、この仕事はわたしには無理なので辞めたい」
とかなり早い段階で伝えましたが
「あなたなら大丈夫」
「あなたはきっとできる」
「今がつらい時だけれどすぐ慣れる」
「みんな最初はあなたと同じだった」
と引き止められ、辞めさせてもらえませんでした。明らかに人手が足りなかったからなのですが
でも、みんなにはできるのに、わたしにはできない。それがさらにわたしにプレッシャーとなり、そこにいること自体が苦痛になりました。
その仕事に就いて3ヶ月くらい経った頃から、三男の学校への行き渋りが始まり、わたしの体調も悪くなり始めました。
長時間車に乗ったり、時には立ち仕事だったりで、慢性的な腰痛が悪化。
毎日のように吐き気の伴うひどい頭痛があって頭痛薬が離せず、めまいや立ちくらみや動悸息切れに苦しみました。
合間を見つけては病院に行って調べてみましたが、腰以外は悪いところは特に見つからず、最終的には精神科に行って「うつ状態」と診断を受けました。
診断書を書いてもらい、何度も退職届を渡そうとボスに掛け合いましたが、なんだかんだ理由をつけて会う時間を作ってくれず、電話にも出てくれなくなりました。メールをしても返信はなく時間だけがただ過ぎていきました。
間違いなくブラックでしたσ(^_^;)
絶対に辞めると決めた最終手段
11月に入り、職安にも相談して退職届を内容証明で郵送することも考えましたが、あとあと面倒なことになりそうな気がして踏み切れず
そのころには夜も眠れなくなり、一日中疲れた状態が続きとうとう限界を迎えました。
三男との関係も最悪で家のことも全く手がつかず、このままではいけないと思ったわたしは、その時話題になっていた退職代行を利用しました。
即、退職決定!
退職代行にお願いした翌日
「もう来なくていいと会社から言ってもらえた」と代行担当者から連絡があり、あっさり退職が決まりました。
わたしは会社とは一切お話しはしていません。
え??そんなもん??(;^_^A
あまりにもあっさりと退職することができたのでしばらく放心状態になりました。
退職代行業者からは【 退職届提出】【 要望書提出 】【制服や携帯などの貸与品の返却】を行うよう指示があったので書類はすぐ作成し
急いで箱詰めして会社へその日のうちに、制服はクリーニングに出して後日返送しました。
会社に私物は一つも置いていなかったので引きとりに行くものもなく、
それで終わりです。
退職代行にお願いした感想
会社に対しては、後で考えれば気がひけるけれども、そのまま続けていたら命にかかわる気さえしていたので、退職代行を使うことには抵抗はありませんでした。
給料もいらないから、とにかくとっとと辞めたいと思っていたので
退職代行業者への支払いに対して、もったいないという気持ちも全くありませんでした。
「退職に失敗したら返金しますけど、今のところ成功率は100%ですよ」
と退職代行の担当者は言っていました。
電話一本だけで赤の他人の退職を会社に承諾させることができるなんて、さすが、と思いましたが、
もしかしたらそもそも失敗することも、ないんじゃないのかなとも思いました。
依頼人が辞めたいと言っていますよ、と伝えるだけみたいな印象を私は抱きました。それでもわたしが言えないことを代わりに言ってくれることが重要なので、退職代行ってすごいところに目を付けたなって感心してしまいました。
もちろん、わたしには決してできない仕事ですけど。
業者の方とのやりとりはそれ以降一切なく、会社からコンタクトを取ろうとされたことも一度もありません。
退職代行を使ってよかったと思っていますが、 あくまでも最終手段かなとは思います。
出来れば円満退職したかったです。
そして前前職までも失ってしまったことをとても残念に思っているので、次こそはこんな形で終わることが無いよう、それこそ時間を無駄にしないように、慎重に仕事を選ぼうと思っています。
その後
体調不良は変わらず、三男の不登校が続き起立性調節障害(OD)の診断を受け、自分の体調のことなど考える余裕もないまま、三男との関わり合いは継続中です。
年末にかけて三男の様子も少し落ち着いてきたので、自分の健康面に目を向ける余裕ができました。
健康診断の時に指摘されたところを詳しく調べてもらったところ、体調不良の原因がやっとわかりました。
仕事はしたいけれど体調と相談しながら、きちんと考えてみなきゃいかんなーといったところです。
お読みいただきありがとうございました。
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