適応支援教室に行かせたい 起立性調節障害の三男の場合
こんにちは、うめこです。
OD継続中の三男ですが、1週間に2~3日のペースで登校するようになりました。5年生のころから比べると少しずつですが変わってきているようです。枯渇していたこころのエネルギーが少しだけ戻ってきた、そんな気がします。
ODと不登校
起立性調節障害(ODは)自律神経がうまく働かず血流が悪くなるため朝起きが悪くなる思春期の子どもに多い病気です。
心理的な要素が非常に大きく関わっているため、ODから不登校に繋がる場合や、不登校からODを発症する場合など、その子によって原因や理由はそれぞれですが、ODと不登校とは切っても切り離せない関係にあります。
ODが原因で不登校だという場合、環境によってその症状は大きく変わることがあります。学校や友達が病気を正しく理解してくれて生活しやすい環境に囲まれていると、症状も和らぎ学校復帰へと向かうケースがたくさんあります。
逆に周りが理解に乏しく、孤立してしまう状況になると症状はさらに悪化し、そとに出られなくなったり昼夜逆転がより一層進んだりしてしまうこともあります。
症状が悪化する前に周りの方に理解をしてもらうのと同時に本人に対しても支援が必要です。
不登校の定義
「登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間. 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を. 除いたもの」と定義しています
「起立性調節障害(OD)は診断基準のある病気なので不登校ではない」
ということではもちろんありません。
適応支援教室では、ODの子どもに対してもその子を取り巻く背景を考慮しながら支援を進めてくれますが、あくまでも不登校の支援対象として対応することになります。
不登校からODになった
三男の場合は、心理的不安から不登校になりそこからODを発症したため、カテゴリーとしては不登校になると思っています。
わたしは積極的に支援を受けたいと考え、三男の居場所とわたしの心のよりどころを求めて支援先を探して周りました。
そして現在お世話になっている適応支援教室に出会い、登録が完了して施設が利用できるようになったものの、三男は朝起きることができないため、せっかく申し込んだ適室にはほとんど行くことができません。
起きたとしても、調子が悪い時は頭痛がひどく一日中たちくらみをしているようなフラフラしたがずっと続き、食欲もなく動くことができない状態だと結局出かけることができません。
適応支援教室に久しぶりに行く
体調もよかった昨日、学校に行けそうな様子もありましたが、三男を回転寿司で釣って適室に連れて行ってみました。たまには気分転換もいいかな、と思ったからです。
三男、今日は10時起床。昨夜は10時には寝たのに。本人は7時に起きるつもりしていたらしい。声かけたけど7時は意識不明だったよ。今日は支援施設に行くことに。せっかく登録したのにほとんど行ってない。ってか、起きられないから結局行けない😅
— うめこ (@vIAZ9pqHiqg9Pe5) June 18, 2019
今学期に入って2回目の訪問です。起きた時間が遅かったので適室に到着した時間も終わりのころで、何かをする時間はありませんでした。移動時間の方が長いので、回転寿司に行くことの方がメインと言ったほうが正しいかもしれません。
適室の方もODの特性は理解されているようですが、時間の範囲内での運営となるため、行きたい気持ちがあっても物理的に時間内に行くことができないODの子に対しては、もう少しだけ時間を遅くして対応していただけると本当にありがたいのですが。
回転寿司での三男との会話です
ぼくね、あそこの教室、もうやめてもいいよ
そうお?
うん。あそこに行くよりも学校の方がマシ
マシなの?
うん。きっとね、2学期に入ったら学校に行くから
へえ そうなんだね
その通りにはならないことがわかっていても、こういう前向きな話ができるようになったのは嬉しいことです。学校に行けないから行く適室です。学校に行くのであれば、全然それでOKなので、わざわざ宣言しなくてもいいのですけどね。そうしたいという気持ちだけはしっかりと受け取っておくことにします。
おわりに
適応支援教室には、当初は三男も興味を示していましたが、自分から進んで行きたいということはほとんどありません。人との関わり合いが苦手なので、知らないコミュニティーの中に入って行くことに抵抗があるようです。
無理強いはしませんがこのまま様子は見ていこうと思っています。本心は、学校に行かない日は適室に行かせたいと思っていますが。
やはりエネルギーは少し戻ってきていると思います。
その調子その調子。
お読みいただきありがとうございました。
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