うめこの日記 

起立性調節障害(OD)と診断された三男との日々の記録

起立性調節障害(OD)と低身長 

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三男の成長について

こんにちは、うめこです。

 

わたしは三男の身体の成長を非常に気にかけています。

 

三男は、同年代の子と比較すると、体の成長が明らかに遅れています。

 

生まれた時の体重は問題ありませんでしたが、1歳ころから身長の伸びが著しく悪くなりました。

 

幼稚園の入園時にも、他の子との身長の差はかなりありましたが、幼稚園で元気よく過ごしているうちに少しは伸びるんじゃないかと期待していました。

 

 

ですが、みんなはどんどん伸びていくのに三男の身長は一向に伸びず、小学校入学時点で他の子との身長差は歴然としていました。

 

わたしは病院を探して三男の成長が悪いことを相談し続けていましたが、なかなか真剣に相談にのってくれるドクターが見つかりませんでした。

 

そんな中、やっときちんと診てくださるドクターに出会い、

成長ホルモン分泌不全低身長 と小1の夏に診断を受け、治療を開始することができました。

 

この治療を開始した頃の三男の身長は100人のうち2~3人の割合のものでした。その割合で考えるとクラスで一番前だというのは確かに納得です。

 

成長ホルモン分泌不全低身長の治療方法

 

治療方法はとても簡単です。

 

一日1回、成長ホルモンを注射するだけです。ドクターから指示された通りの分量を毎晩就寝前におしりか、太もも、腹部に注射します。

 

糖尿病の方が使うインシュリンの注射方法と同じなので全然難しくないですよ、と説明を受けました。

 

始めはおっかなびっくりでしたが、慣れてしまえばそう難しいものではなく、自分で注射できる子もいるそうです。(三男はまだできませんが)

 

週に一度だけお休みの日を作ります。万が一打ち忘れたりした場合や、打つことができない日があることが事前にわかる時などは、お休みの日を休まずにその分に充当することもできます。

 

ホルモン治療を続けることで

 

ホルモン治療を受けはじめ、劇的に身長が伸びるわけではありませんが、

それまでは限りなく横ばいだった成長曲線が少しずつですが上向きになるように変化していきました。

 

他の子に背の高さは追いつかなくても、他の子と同じ割合で伸びていくようなりました。

 

そして低学年の頃は背の順が1番前だったものが高学年になると2番目、3番目と少しずつですが後ろに下がって行くようになってきています。

 

とは言っても、年に一度程度手のレントゲン撮影を行って成長の程度を確認するのですが、いつも2年ほど成長が遅れているという結果がでます。まだまだ周りから比べると小さいのは変わらないようです。

 

 他の子との比較は三男の成長度合いを確認するためにも、わたしにとってはどうしても必要な事だったのですが、もしかしたら三男にとっては胸にくぎを打つものだったかもしれないと思うことがあります。

 

三男にとって背が小さいことが幼少の頃から最大の劣等感であることを、わたしは知っていました。

 

それだけはしっかりと受け止めてあげたいという思いはあるのですが、「あの子大きいね~いいなあ」なんていうわたしの何気ない一言に傷ついていたこともあったようです。

 

無神経でごめんなさい🙏

 

最近は結構伸びている感じ

 

わたしが最近特に懸念しているのは、起立性調節障害(OD)のため食欲が著しく落ちたことです。もともと好き嫌いが多いためODになってからはさらにバランスの悪い食生活になっています。

 

そして、身長を伸ばすために不可欠だと言われている「日中は活動的に動き回り、夜はしっかり睡眠をとる」ということがODではほぼ不可能なので、体の成長にどれだけ影響がでるのか、とても心配しています。

 

幸い、いまのところは思ったより身長体重がともに増えている傾向にあるようで「逆になんで?」と不思議な気もしています。

 

以前は頭ひとつ分の差があった背の大きな友だちと、目線が近くなってきたように見えますし

 

三男とわたしが一緒に歩いていると、わたしの視界から三男がすっぽり抜けるときがあり、横にいるのにきょろきょろと三男の姿を探すことがよくあったのですが、最近はそれがなくなり、いつも私の目線の先に三男がちゃんといるようになりました。

 

三男はいつもひっそり歩くので気配を感じないせいもありますが(笑)

 

とりあえずあとこの半年で、学生服に乗っ取られないような体形になってくれるといいなと思っています。

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 心の成長も

 

そういえば、わたしが近寄ると近寄った分だけ三男はいそいそとわたしから離れていくようになりました。近づくと最近よく「キモイ」と言われます。

 

上の二人の兄たちを振り返ると、たしかにもうそろそろそうなる年齢だということを思い出しました。

 

不登校は、わたしにとってはとても衝撃的で、そちらばかりに意識が向いていてこの1年間というもの、三男の自然な成長を感じる余裕がなかったかもしれません。

 

不登校も、起立性調節障害(OD)も、今まさにこころもからだも急激に成長している証なんだな、と今では前向きに受け止めることができるようになってよかったと思っています。

 

 おわりに

 

体が小さいこととODに関連性があるのかどうなのかはわかりませんが、少なくとも食事と睡眠のキーワードが共通するため、同時進行で考えなくてはならないと思っています。

 

それに、こころの成長も忘れてはいけませんし。つくづく、ほんとうに思春期って大変だなーと思います。

 

しかも、わたしは更年期に差し掛かかっていてそれはそれでちょっと不安ということも。あーあ、だるいなーって感じること、本当によくあります。

 

考えてみたら子どもの思春期と母親の更年期こそ、同時進行なのではありませんか??

 

これは「なんとなく不調だわー」という感覚は、母子で共感しあえばいいじゃないか!ということなのかもしれませんね。

 

お互い共感できるよう、三男にも働きかけてみようかな。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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