ネット上のゲームフレンドとの関係は現在構築中
現在仲の良いゲーム友達はだいたい遊ぶ相手が決まってきた様子で、入れ替わりはあるものの、数人の仲良しのお友達ができているようです。
詳しく話を聞いてみたことがなかったので、先日そのネットのお友達の様子を聞いてみました。
いきなり過ぎて怪訝な態度に 警戒される
ゲームのお友達、昼間おうちにいるみたいね
うん、いるみたいだね
そのことについて話したりはしないの?
お母さん、何が聞きたいのさ?なんか言いたくない・・。
三男が嫌な顔をしてそれ以上話すのをやめてしまいました。警戒されてしまったようです。話が突然すぎたのかもしれません。
どんな感じで交わっているのかを率直に聞きたかっただけだったのですが、仲間も含め、わたしに何かを否定されるのかも、と思ったのかもしれません。
そのつもりはなくても、結果的に否定してしまうことがわたしにはよくあるという自覚があるため、こういう時はそれ以上話をしないで、いったん終わらせるのが一番です。
機嫌の良い時にもう一度聞いてみた
月曜日午前10時、いつもよく交流している3人と話しをしているようです。キャッキャと何やら楽しそうに笑っています。三男は今日は早起きをしたのにも関わらず、もうすでに学校に行かないことを決めていました。
学校に行かないと決めたら、見た目には元気そうな日だとしてもわたしはそれを尊重しています。三男自身の自分育ての時間だと考えれば、それもまた貴重な時間です。
お友達も学校行ってないみたい?
少し踏み込んで聞いてみました。
こんな時間に家にいるからそうだろうね
淡々と答えてきます。
へえ、学校の話題にはならないの?
ならないよ。それは暗黙の了解だね
いつの間にそんな難しい言葉を覚えたのかと感心しました。
いつだったか『オレ、不登校!』って自分から言ってきたやつがいたけれど、そんな人はほとんどいないよ
時間は共有するけれど悩み相談の場ではない
悩み事とか相談することってないの?
ないよ、もしあってももめんどくさいからしないよ
そうなんだ、じゃあお母さんにはいつでもしてね
うざい
- (・・*)ゞ ポリポリ
楽しく遊ぶ相手と毎日ゲームで遊んでいるだけので、まあ、楽しいならもちろんそれでいいのですが。
不登校状態にある仲間同士、悩み事を相談するという感じではなく、そもそもそういう相手が欲しいわけでもないみたいです。
そこが三男にとってつらい気持ちを吐き出す場になればいいな、と勝手に考えていたのでちょっとだけ残念に思いました。苦しい気持ちを誰かと共有できると気がラクになることがたくさんあるんだよ、と教えたい気持ちでいっぱいです。
振り返ると、三男は小さい頃からわたしに対しても悩み事を相談してきたということがあまりなかったかもしれません。
もしくは相談してきたとしても、わたしは取り合わずサラッと流してしまっていたような気もします。
もともと自分の気持ちを伝えるのが苦手な子なので、言っても伝わらないから仕方がないと諦めてしまっていたのかな。。と思ったりもします。
もっと意識的に気持ちを外に出す機会を小さい頃から与えて、そしてそれを思いっきり受け止めてあげる必要があったのだと反省しました。
ネット上のコミュニケーションでも気を使う
午後から学校に行くと言っていた別の日、時間ギリギリまでお友達とお話をしていて、もう出掛けなければならない時間になった時
もうそろそろ出かけなくちゃいけないから、とりあえず落ちるね
どこいくの?
うーん、ちょっとね。でもすぐ帰ってくるからまたやろうよ
という会話をしていたのを思い出しました。
学校に行っていない子にたいして自分が学校に行くとは言えないんですね。
受け止めてもらう経験が少ないうえに、いつも人に気使いばかりしていたらそれはさぞかし疲れるでしょう。
自分は簡単には変えられない
性格は簡単に変わるものではありません。三男の気づかいのできる性格は三男の立派な個性です。
自分を無理に変えるのではなく、自分を認めることが三男にとって今一番大事なことです。
見たこともないネット上の友達であっても、勉強漬の毎日を送っている兄たちでも、なんでもいいんです。様々な状況から自分自身を感じて自分自身を認めてほしい、そう思っています。
起立性調節障害(OD)の唯一の特効薬はとにかく、成長することですから。
お読みいただきありがとうございました。
▼ブログ村ランキングに参加しています