うめこの日記 

起立性調節障害(OD)と診断された三男との日々の記録

同期会に参加して孤独感を思い出して帰ってきた話 

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こんにちは、うめこです。

 

先月末、数十年ぶりに高校時代の部活の同期会に参加してきました。

 

みんなはこれからは毎年やろうよー♪と盛り上がっていましたが、わたしはもう行かないと思います。

 

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父は転勤族

 

大昔の話しです。

 

わたしは子どものころ、父親の仕事の都合で3年に1度転校をしていました。

 

3年に一度なので、タイミング上いつも卒業する年が転校の年となってしまっていました。

 

父の異動は夏休みが始まる少し前にあったため、わたしは全ての卒業した学校に半年ほどしか在籍していません。幼稚園から高校まで全部です。

 

転校してつらかった中3の夏

 

特に中3での転校は最悪で、転校先で転校生のくせに生意気だと言っていじめられました。

 

すれ違いざまに、「お前腹立つ!」(昔はうざいでもムカツクでもなかったような😅)と言われ、わたしはクラスの子ほとんどに無視されていました。

 

わたしより少し先に転校してきていた子が助けてくれて、そのうち仲間には入れてもらえるようになりましたが。

 

助けてくれたその子には感謝していますが、同じ転校生でも、その子のようにみんなとすぐ仲良くなれる子もいるのに、なれないわたしはなんてダメな人間なんだ、と考えるようになって、どんどん自己肯定感が低くなりました。

 

高校生になってから

 

中3のいじめがトラウマとなったのか自分でもよくわかりませんが、高校生になると集団の中で話しができなくなりました。

 

本音を言うことができなくなっていて、クラスに一緒に過ごすは人はいましたが、友達といえるような関係ではありませんでした。

 

集団が怖くて輪の中に入れない自分自身が嫌で、クラスでも部活でもいつも孤独感を感じながら高校生活を送っていました。

 

学校生活を楽しめない自分が嫌いだったのだと思います。

 

今度は転校して楽になった

 

高3になるとまた父の異動で転校(高校は編入といいますが)することになりました。

 

そして幸いなことに編入先ではいじめられることもなく、割と簡単に受け入れてもらえて(年齢的に大人になっていたこともあるかもしれません)それなりに楽しく過ごすことができました。

 

学校が変わってよかったと思ったのは後にも先にもこの時だけでした。

 

同期会に誘われていそいそと参加したが

 

編入する前の高校の部活仲間で、今でも一人だけ連絡を取っている友人がいます。

 

その友人を介して今回、部活の同期会に誘われました。

 

懐かしさにひかれたのと、もう大人だし楽しめるようになってるかも?!と密かな期待感もありで参加してきましたが

 

あの高校の仲間たちが、これだけ時間が経っていてもやっぱりどうにもこうにも

 

しっくりこない!!

 

表面上は取りつくろうことはできるけれど、みんなは楽しそうなのに楽しめない自分が悪いんだ、という当時の負の感情を思いだしてしまってその場にいるのが苦痛で仕方がありませんでした。

 

 

男女混合で14名の参加がありましたが、その人数の宴会はわたしにとって、まるで嵐の中で吹き飛ばされそうになりながら必死にこらえてひとり立っている感じでした。

 

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復活するまで2週間かかった

 

同期会の日からわたしはずっと興奮状態で、精神的に落ち着かない日が続きました。

 

遠い距離をとんぼ返りで移動したのもあり体力的な疲れもひどく、帰宅後は家のことをこなすのが精一杯いう状態でした。

 

わたしを苦しめたのは、

 

楽しみにして行ったのに全然楽しくなくて、こんな思いをするのをなんとなくわかっていたのに参加してしまいあーまたやっちゃった、という後悔の念と

 

あくまでも自分自身の問題であることは理解できるからこそわたしってやっぱりダメな人間なんだー、という自責の念

 

だと思います。

 

でも経験的にそんなモヤモヤした気持ちは時間がある程度は解決してくれることを知っているので

 

今回もひたすら時が過ぎるのを待ちました。

 

2週間ほどでやっと気持ちが落ち着いてきました。

 

不登校になるのはこんな感じなのかも、三男の場合

 

今回同期会に参加して、三男の不登校のなり始めの頃と自分とが重なりました。

 

同期会後のあの精神状態で、もし次の日もまた同じメンバーと会わなくてはいけないとしたら、わたしは絶対逃げ出していたと思います。

 

三男の不登校の始まりももしかしたらこんな感じだったのかも、と去年行き渋っていた三男のことを思い出しながら、もっと早く気づいてあげればよかったとつくづく思いました。

 

三男はわたしと性格が似ているところがあるような気がするので、特にそう感じてしまいました。

 

おわりに

 

遠い昔(30年近く前(^-^;)の、すっかり忘れていた気持ちを思い出させてくれた同期会ですが、

 

気の合う仲間でさえ数十年経つと音信不通になっていくのに、わざわざ気の合わなかった人と会って集団に疲れに行く必要もないので、次はもう行かないと思います。

 

気の合う人とだけ会って、無理はしないぞ、というのを心に決めました!いまさらですけど😅

 

しかし、どれだけ時間が経っても、人って変わらないんだなーっていうのが率直な感想です。自分も含めて。

 

結論!

自分は自分のままでよい

ということかな。

 

 

お読みいただきありがとうございました。 

 

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