うめこの日記 

起立性調節障害(OD)と診断された三男との日々の記録

月一の通院 通院することに意味がある 起立性調節障害(OD)の三男の治療 薬物治療と非薬物治療

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こんにちは、うめこです。

 

今日は月一回の起立性調節障害(OD)の受診日です。遠くまで通っています。

 

朝一番の受診のため、家を6時台に出発します。

 

朝起きができない人を連れて早い時間に出発しなくてはならないため、いつもドタバタです。

 

 

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umeko-art.hatenablog.com

 

 

自分で考えて行動すると朝起きることができる

実は、数回声掛けして体を少し動かしたりはしましたが、心配していたほど困ることもなく、ちゃんと起きることができました。

 

思えば、前回の受診の時あたりからでしょうか。いざという時は起きることができるようになってきたと感じたのは。

 

あ、受診の日だけです。普通の日はまだまだ起きることができません。

 

受診日は遅刻したらどうしよう、と起きるまでがハラハラドキドキで、家族全員を巻き込んでバタバタと出かけて行ったこともありましたが、今朝はとても気持ちよく出かけることができました。

 

明日はきちんと起きなくちゃ

と昨夜はいつもより早くベットに入って眠ろうとしていました。予定に合わせて自分で考えて行動することができるということです。

 

そういう時はちゃんと起きれるようになってきています。

 

簡単なことのようですが、三男にはそれがなかなか難しいことでした。きっと明日のことなんて考えたくなかったから。

 

一か月に一回の受診日だけでも、明日は起きなくちゃと思えるような日があることが三男の自信に繋がってきているのだと思います。

 

 

 三男のドクターは話をちゃんと聞いてくれる

 

三男のドクターはとても話のしやすい方です。体を治すだけではなく心のメンテナンスまで請け負ってくれるので、わたしたちにとっては救世主と言っても過言ではありません。

 

今まで、数えきれないくらいのお医者様にお世話になりましたが、こんなに近くにいてくれると思えるドクターに会ったのは初めてです。

 

 精神科の先生は「はい、これ飲んでね」と薬を出して終わりで、

 

整形外科の先生は「運動向いてないんじゃない?」と部活で骨折した息子に向かってそんなことを平気で言い、

 

眼科の先生には20年以上前「あなたの病気は死ぬこともありますよ」と藪から棒に言われたことがあります。もう少しオブラートに包むような言い方ってできないものでしょうかね?!わたしまだ生きてますよー、とあの時の先生に言ってやりたい。

 

心と体は繋がっていて、体だけ治そうとしても治らない病気が確かに存在するのだと思います。

 

 

 そんな数々の印象深いドクターたちとはまた一線を画す三男のODのドクターは、今回も三男とわたしの話を「うんうん」と言って聞いてくれました。

 

朝は起きることができないけれど、午後からなら学校へ行けるようになってきたこと

 

学校に行くようになって勉強の遅れが気になってきたこと

 

だから最近塾に週1回行くようになったこと

 

人の目を気にすることなく、外に出られるようになってきたこと

 

わたしはドクターと話しをしながら、三男が数か月でできるようになってきたことが、こんなにたくさんあるんだと、感心してしまいました。

 

三男のドクターは、わたしのメンタル回復になくてはならない存在で、もはや誰の主治医なのかわかりません。

 

 三男の治療方法 薬物治療と非薬物治療

三男の治療方法は主に二つ

 

薬物療法

心理療法(非薬物治療)

 

となっています。

 

今回の薬は

・血圧を上げる「メトリジン

・気分を安定させる「エビリファイ

・アレルギーを抑えて眠くなる「アタラックス」

が処方されました。最近アレルギーで苦しんでいる様子なので思いっきり眠たくなるアレルギーの薬がいいとお願いしたところこれになりました。前回もらって飲んだ本人も「これは効いている!!」(なにに効いている?)と言っていました。

 

でもわたしは、おそらくは全てが心理療法だけで解決してしまうのではないかと思うほど、非薬物治療である心理療法こそが重要な治療方法だと考えています。

 

薬をもらいにいくのはオマケで、先生と話をしにいくことの方がメインだと思っています。

 

これがあるのとないのでは、治療期間が短くなるとかそういうことではなく、治療の質に大きな違いが出て、大人になった時の人格形成に大きく左右するのではないかと思うのです。

 

起立性調節障害の診断

 

昼夜逆転が続いているのにもかかわらず、ODと認識されることなく、放っておかれるケースも多いといいます。

 

回復するのには長い時間がかかる場合がありますが、成長とともに軽快していくそうです。

 

もしお子さんに心理的な不安があって朝起きることができないようであれば、起立性調節障害を疑ってみてください。

 

診断を受けることによって、新たな道を探すきっかけになるかもしれません。

 

umeko-art.hatenablog.com

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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