HSP 敏感な人たちの集まりの我が家 タイプはそれぞれ違うけれど
こんにちは、うめこです。
二男がピンチというお話しを先日しましたが、少しずつ詳しい話が見えてきました。
二男の性格
二男はおそらくHSPで、その中でも外向的なHSP/HSSと呼ばれる「敏感で感受性が強いが、好奇心旺盛で刺激を求める」タイプです。
二男は必要以上に人の気持ちが理解できます。それは長男と比べると歴然としていて、小学校の二男の担任の先生に「長男くんは典型的な男子。基本男子ってぼーっとしていてそんなもんですよ。でも二男くんは抜きん出て人の気持ちを察することができるみたいです。」とお墨付きをもらったことがあります。
疲れてひとりの時間もある程度は必要とするようですが、休息がないならないでなんとかなるほう・・・
いえ、というか、ですが・・
実際いつ休んでいるのかよくわからないくらい行動的なので、本当は休みなんかなくても大丈夫なのでは??といつも軽く流してしまいがちです。
ただ夜は家族の中で一番早く寝るので(一番遅く帰ってきてもです)短い時間で効果的に休息をとることのできる体質なのかもしれません。
敏感ですぐに周りの雰囲気を察知するため、
わたしならば、それを真に受け止めてしまい辛くなることが多いのですが、
二男は瞬時にそれが自分にとって必要のあるものかないものか判断して、攻撃したり逃げたりできる子です。
わたしも好奇心はあるタイプですがはっきりと「NO」ということができないのでいつまでもうじうじしてしまうダメダメちゃんなやつですが、二男はそれとまた違う、かなりグイグイ行く世渡り上手タイプのHSPです。
でもそもそもそれってHSPなのか?っていう話もありますが(;^_^A いろいろなタイプがあるので別に細かいことはいいかなって思っています。
それでもわたしのわからないところで、二男もつらいなーと思っているところはきっとあると思います。
二男のトラブルとは
そんな二男と今回トラブルになったのは、もともと仲良くしていたおそらくはHSC、いわゆる内向的な我が家の三男のようなタイプの男子高校生とでした。
同じ部活のその子とはずっと仲良くしていました。
引っ張るタイプの二男と、引っ張っていってもらいたいタイプのその子とはとてもいいコンビだったのですが、
いつしか部活に対する方針にズレが生じていたみたいです。
部活を良くしたいという一心だった二男、
精一杯やっていたのに二男から否定されて傷ついたその子
そんな構図が浮かび上がりました。
過呼吸になるまで頑張ろうとしていた二男の気持ちはもちろん、理解してあげたい。
でも、その子もその子なりに頑張っていたことも理解できます。
その子は時々理由もなく学校も部活も休んでいた、と二男が言っていたのでなおさらそうなのだと思いました。
HSP/HSCの人は敏感が故に多くの休息を必要とする場合があります。
結局お互い理解しあえないまま、相手の子は部活をやめると言っていて、今は部活にもきていないそうです。
わたしがおもったこと
二男の話を聞いていて、わたしは
そうだね
としか言えず二男に寄り添いながらも、三男のことを重ね合わせて考え、HSCタイプの子どものことを世の中に理解してもらう難しさを改めて実感しました。
辛いけれども一生懸命やっている人(二男)から見れば、休んでいる人(三男)って一体何やってるんだろう??甘えてるんじゃねーよ!!
そう思われても仕方がないとは思います。
だからそこきちんと伝えなくてはいけない。
できないときはできないということを伝える努力を
そして周りはそれを認める努力をお互いにしていかなければいけないんだなと感じました。
多くの人はどんどん先へ進んで行きますが、みんながどんどん進んでいるからといって一緒にがんばってついて行かなくても、たまには足を休めて一呼吸おいてみる勇気を、どんどん進んで行く人(二男)もたまには持ってもいいのかもしれませんし
休んだり自分のペースで進んでいく人(三男)にとっても、休むことはもしかしたらそれはものすごーい勇気なのかもしれません。
見方を変えれば理解しあうことはできると思いますが、それは自分を否定することにもつながりかねないので、やっぱり難しいことですよね。
だからできる限りひたすら伝え続ける、それが大切なのだと思います。
二男にとっては一つの別れのような出来事だったのかなと思いますが
このことで学校に行けなくなったとか、そういうことにだけはならないでほしいと強く願うわたしでした。
HSPといえばもうひとつ
自称HSPのわたしは家に誰かがいるとき、集中しなくてはならないことはしないようにしています。
周りに人がいるだけでいろいろな情報が五感を通して刺激され、集中することができません。
もともと切り替えの下手なわたしは、せっかく集中している時に誰かによって妨げられることを良しとしないため、何かをやりたい時は一人の時にすると決めています。
三男からマスコットを作るように頼まれて作ったのももちろん一人の時でした。三男が在宅中にああいった作業をすることはわたしには考えられません。とにかく誰かに邪魔をされるのは嫌なんです。 ムリムリムリ・・・
マスコットづくり え?また?!
三男が修学旅行から帰ってきて、あのマスコットを見つけてとても喜んでくれました。
おかーさんすごーい
と尊敬のまなざしもつかの間
じゃあ今度これね
とまた無理難題を押し付けてきました(;^_^A
次のお題はそのお仲間たちのマスコットで、難易度はかなりアップしています。
いや悪いけど、本当にこれこそ出来上がるのに1年かかるよ
うっそだー だってすぐできたじゃん!!
でもそれは本心で、三男が家にいる限りわたしはこの作業にかかるのは難しいと本当に思っています。
お母さんは家に1人でいるときでないと作ることができないの
正直に伝えてみました。意地悪でもなんでもなく。
わかった! 大丈夫だよ 明日から学校に行くから
随分と簡単に大胆なことを言ってくれるじゃないか、と思ってほくそえんでいたわたしでした。
実際、修学旅行あけの1日目、朝早く起きることはできましたが
3時間目に行くと自ら宣言していながら、3時間目が始まる時間になると録画番組を観始めました。
やっぱり学校に行く様子はないのでわたしものんびり過ごし始めましたが、お昼ご飯を食べた後三男は昼寝をはじめてしまいました。
学校に行く!と言えるだけでも少しは落ち着いたのかと思いますがまだまだ前途多難です。
三男のマスコット、いつできあがりますか 自分でも楽しみです💛
お読みいただきありがとうございました。